奈井江町には質の高い音楽専用ホール「奈井江町文化ホール」がありますが、このほかにも町内で小さなアート作品を見つけました。
街灯にモニュメント
街灯に取り付けられた銅製のモニュメント「月の使者」と名付けられ、その相棒として「太陽の乙女」もいます。
彼らはまるでまちに住み着いた妖精のようで、同じ種族と思われる妖精がこちらにも。
「星を持つ少女」と「雪の精」です。
種明かしをすると、この妖精達は、平成6年から8年度に実施された道路整備事業で設置されたもの。「職」「住」「遊」のバランスのとれた街づくりを目指す「ゆうゆうタウンないえ構想」に沿って、まちの顔となる道づくりの一環として整備しました。北2丁目通りと14号西線に全部で8個、作者は金属を使ったクラフト作品で知られる菅原義則さんです。
他にも街灯がありますよ
文化ホールの前にも同じようなモニュメントの乗った街灯があり、こちらは平成5年の文化ホール建設の際に整備したもの、同じく菅原さんの作品だそうです。
音楽ホールの近くなので、彼らは楽器演奏が好きなよう、作品名も「花笛」となっています。
このほか、町内を流れる奈井江川にかかるライマン橋にも「ゆめみごろ」、「風立ちぬ」というブロンズ像が設置されていたそうですが、片方がなんと!盗難に遭ってしまい、残念ながらもう一方も取り外されているとのこと。
何気ない街灯にも文化の香りを感じさせるまち、奈井江町。
みなさんも時間があったら、ゆっくり探索してみてはいかがでしょうか?